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学園名所案内

ここでは島内を蓬莱学園の中心である「学園中央部」、原発と研究部のある「学園西部」、昔から島に住む人たちの暮らす「旧島」と区切り、名所と合わせて紹介していきましょう。

学園中央部

正門前駅を降り講堂坂を上って不忍池まで。この道を行けば、すなわち学園の中心を歩くことになります。それでは軽く歩いてみましょう。
まず東には「革命広場」と「愛学少女の像」が、そして入学式や卒業式でお馴染み、全生徒を収容可能な「穂北眞八郎記念大講堂」の威容がそびえ立っています。
西には、生徒に食を提供する300を越える店舗がひしめきあう「学食横町」が広がり、昼ともなれば活力と空腹を満たそうと生徒や教師たちが大挙押し寄せ、さながら戦争状態に突入する場所です。味はピンキリ、早いもの勝ち、ある意味学園のパワーが集中する場所でしょう。
坂を登りきると道がいくつかに分かれます。そのまま直進すればセンター通りに出て60クラス10万人の生徒が学ぶ「中央校舎群」と「委員会センター」や悪名高き「旧SS本部」へと続きます。
西の夕焼け坂を下れば体育系クラブの道場やテニスコートがあり、その先には「体育系クラブ会館」があります。
また、道を外れて理性の並木道へと転ずれば「笛野の森」へ足を踏み入れることになり「オペラ座」や「新図書館」へと至ります。この先を行くと男子生徒寮「恵比寿寮」が見えてきますが、さらに進めば危険な「悪徳大路」が近くなるので一人歩きはお勧めできません。
センター通りを抜けると「文系クラブ会館」、1997年に焼失し再開発の進む「弁天図書館跡地」へと続きます。
ここを抜ければ女子生徒寮「弁天寮」と、十字の形をした「聖ローゼンクロイツ教会」に「理系クラブ会館」が見えてきます。そして宇津帆島最大の湖「不忍池」と「五角館」。ここまで来るのが目的ならば、素直に環状線女子寮前駅を使えばいいのですが、歩くことにより中央の多くの場所を知ることができます。汗ばむ体も、ウォーキングと思えば、また楽しいものです。
また、中央部東部には「鈴奈森」が広がり「銃士隊本部」や「体育館」、さらに三日月ケ丘には馬場や射撃場があります。
そして「尾登呂ヶ沼」のある南部湖沼地帯は、色々な噂の絶えない「旧校舎群」や「幽霊塔」、三大秘境の一つ「旧図書館」があります。旧図書館は、97年に図書委員会により掘が作られ孤立し、現在では旧図書館前駅に乗り入れる電車を利用する以外に行くことはできません。

学園西部

「淵内湾」と「原発」、そして「教職員寮」と西部平野に広がる「研究部」に砂漠一帯が学園西部です。また教職員寮と研究部の間にある丘陵地帯では、増え続ける生徒のために「大黒寮」の建設工事が行われています。
「研究部」は『学園の狂気が終わる場所』といわれ、留年につぐ留年に飽きた古参生徒が行き着く先と知られています。
ここへ来れば、人類が歩み、また歩もうとしているすべての建築様式を目にすることができます。本土の10年、米国の5年先を行く技術を有す、変人奇人の集う象牙の塔などとも揶揄されますが、ここ数年は人材の海外流出問題が持ち上がっています。

旧島

宇津帆島北部を称して旧島と呼び、学園が島に来る前から住む島民が暮らしています。島中央の山頂にある「はちろう神社」が特に有名で、風光明媚な景勝に加え、伝承にある俗信からか特にカップルに人気の高い場所です。ここから蓬莱学園全土が見渡せます。また「縄文遺跡」や「城塞跡」など、歴史的遺構も数多く存在します。
西の海上には星祭りの舞台ともなる無人島「弓美島」があり、干潮時には旧島と浅瀬でつながり歩いて渡ることもできます。